こんにちは。ビックリバーです!
不動産屋さんから仕入れ決済前の未公開物件の土地を購入したビックリバー夫婦ですが、
契約後の流れとして、土地の手付金と仲介手数料を支払った後は、ローンの本審査を通し、住宅ローン特約を外す必要があります。
今回はその住宅ローン特約について書いて行こうとと思います。
住宅ローン特約とは
住宅ローン特約とは、買主が住宅ローン等を利用する場合、
ローンの本承認が得られなかった時に、売買契約自体を白紙に戻せる(無条件で契約解除できる)という買主側を守る特約です。
もしローンの本承認が通らなかった場合、現金で購入すれば別ですが、
そもそも購入することが現実的に難しくなるため、白紙撤回ということになるのです。
この場合、契約時に支払った「手付金」は全額買主に返還されます。
買主側を守る特約であるものの、ローンの承認がおりなければ、
残念ながら、自分たちが購入したい土地自体、購入することはできません。
我が家の住宅ローン特約の記載内容
(融資利用の特約)
第17条
1 買主は、売買代金に関して、表記融資金を利用するとき、本契約締結後すみやかにその融資の申込み手続きをします。
2 表記融資承認取得期日までに、前項の融資の全部または一部の金額につき承認が得られないとき、または否認されたとき、買主は、売主に対し、表記契約解除期日までであれば、本契約を解除することができます。
3 前項により本契約が解除されたとき、売主は、買主に対し、受領済の金員を無利息にてすみやかに返還します。
4 買主が第1項の規定による融資の申込み手続きを行わず、または故意に融資の承認を妨げた場合、第2項の規定による解除はできません。
不動産売買契約書より
※表記融資金:ローンの融資金額
※表記融資承認取得期日:8月末 ※表記契約解除期日:8月末
我が家の契約~住宅ローン特約が外れるまでの流れ
我が家の契約~住宅ローン特約までの流れを書いていきます。
ちなみにローン特約の期限は、7月初旬に契約をし、その1か月半後の8月末でした。
そのため契約からローン本審査承諾まで、およそ1か月半以内に諸手続きを済ませることになります。
流れは、下記のイメージです。※前の項目から+〇日という表記にしています。
+0日 夫婦で現地見学
+1日 購入意思決定
+4日 契約・手付金(土地)の支払い
+7日 仲介手数料の支払い
+4日 ローンの事前審査結果 ※注意!通常はローンの仮審査は契約の前に行われます。我が家の場合、近隣の物件で既にメガバンクで事前審査が通っていたため、今回は契約後となっています。
+2週間程度 ローンの本審査
+2日 ローンの本審査通過
ローン特約が外れ、購入する権利を得た状態←今ここ
となっています。合計32日!お盆も挟んだため、必要な書類集めにバタバタしましたが、(汗)
今のご時世なのか、預金残高などもキャプチャでOKなど融通を利かせてもらえたので、
先に必要なものはキャプチャ画像で送っておき、書類は整い次第郵送するなど臨機応変に対応していただけました。
ローン特約が無事外れました
ローンの本審査が無事通り、これで晴れてローン特約も外れ、今回購入した土地を手にする権利ができました。
ローン特約は買主側を守る特約である一方、我が家にとってはどうしても手に入れたい土地であったため、何としてでもローンの本審査を通して、自分たちのものにしたい気持ちがありました。
そのため、もし本審査に通らなかったらどうしよう。。。という不安はつきものでした。
今回は土地が先行して購入するものの、土地決済がまだ先という事情もあり、
こういったパターンのローンを利用できる銀行が2行のみでした。
A行は希望していた融資枠。もうB行は希望している融資枠に少し届かない状況でした。
そのため、まずはA行で審査をかけ、もしダメであれば、ローン特約を外すためにB行も検討しなければならない可能性がありました。(その分自己資金を多く出さなければならないです)
その場合、A行と同様な手続きをさらにもう一回行う必要があり、時間が間に合うかも心配でした。
本審査結果が出るまでの間、そのことばかりが頭をぐるぐる回り、不安な日々が続きましたが、
結果なんとか予定のA行で通すことができました。
今回は幸いにも杞憂で終わったものの、絶対なんてことはありませんから、
もしNGだった場合も想定し、事前に心づもりしておくことは必要だとひしひしと感じました。
ローン特約が外れたということは、ビックリバー夫婦にも購入する責務が生じます。
もう後戻りできません(汗)その責任を持ちつつ、良き家づくりをしていきたいと思います!
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