こんにちは。ビックリバーです!
我が家のハウスメーカー選定は、ローコストHM、中堅HM、大手HMそれぞれまんべんなく、
合計12社より話を聞きました。
※木造希望のため、鉄骨造メーカーは聞いていません。
今回は、住友林業の申込制度について書いていきたいと思います。
住友林業の申込制度について
住友林業のテクノロジー展示場を見学した後、営業さんより申込制度について説明を受けました。
申込みをして、プランを作成してみませんか?
具体的な金額見積ができ、予算感が把握できますよ。
住友林業の場合、50,000円の申込金を支払うと、専任の設計士さんが付き、その設計士さんが設計プランを立ててくれます。
ビックリバー夫婦の場合、まだ敷地調査前なので、プランを作成してもらって、契約に至らなかったとしても、その申込金の50,000円が返金されるお話がありました。
※この申込制度はあくまで名目上は敷地調査費用となります。
我が家は土地決済が済んでおらず、敷地調査ができないため、返金対応が可能というお話が出ました。
通常の場合、敷地調査が入ると返金はできません。
そして契約となった場合、この申込金は、契約金の一部として充当ができます。
こちらが実際のパンフレットなのですが、
一律50,000円と思っていたのですが、パンフレットには5万以上と記載されています。
「住友林業 申込金50,000円必要」と言われる所以はここにありますが、5万以上でも良いというのはこのパンフレットを見返して初めて知りました(苦笑)
また注釈として、赤枠分には、下記の記載がありました。
「お申込みの際に敷地調査費・設計料等の実費としてお預かりするお申込み金は、ご契約時にご契約金の一部に充当されます」
住友林業の家づくりより
住友林業の申込制度のメリット
この申込制度は、ビックリバー夫婦としては50,000円以上の価値があると思いました。
理由としては以下となります。
①具体的な金額見積ができ、予算感が把握できます。
②打ち合わせ初回から、設計士さんが要望、生活スタイル、家族構成や導線をヒアリングし、我が家の希望に沿ったプランを設計図面・外観プランとして描いてくれます。
③設計士さんですので、土地の法規制・斜線規制を考慮した上でのプラン提案をしてくれます。
④細かな修正を何度も重ねることができ、打ち合わせの回を重ねるごとに、施主として自分たち自身も土地の特徴、家の特性が見えてきて、施主として成長できます。
⑤修正があれば、再度見積もりも提示してもらえます。
→②③のここ非常に重要!
営業さんが先に要望を聞いた上で、設計さんに伝えプランを書くハウスメーカーさんもありますが(ほとんどがこのスタイル)、その段階で営業さんのバイアスがかかります。
その営業さんが100%、自分たちの好みや要望を把握してくれ、プランニングに活かしてもらえれば良いのですが、現実的には難しいです。
また営業さんも法規制・斜線規制を理解した上で描いてくれるかもしれませんが、ここは専門家に最初の段階からお任せするのが効率的だと思います。
住宅作りは打ち合わせに時間を要します。ハウスメーカー選定の段階では、1社1社打ち合わせが入り、土日がほぼ潰れてしまうため、効率重視です。
結局、都内狭小地の場合、斜線規制、高度地区制限などがあり、がんじがらめの規制の中で、目いっぱいのボリュームを求め、建築プランを考えていくことになります。
設計士さんがプラン打合せの際に毎回同席し、プラン修正の際、規制も含めた上でのプラン設計・アドバイスがもらえるのは非常に心強いです。この信頼度は揺るぎありません。
実際、ビックリバー夫婦もバルコニーの位置を変更しようとしたことがあるのですが、
その場で設計ソフト上でプランを大幅修正し、天空率も考慮しプラン検討をしてもらいましたが、
天空率緩和で引っ掛かったため、そのプランは実現には至りませんでした。
※ちなみにこの天空率緩和の計算は、HMによって外注しているところもありました。住友林業の場合、天空率の検討も自社のソフトで行っているため、この点は非常にメリットだと思いました。
こういった経験から、設計士さんが最初の段階からプランニングに携わっていただけるのは、住友林業の申込制度の最大のメリットだと思います。
住友林業の申込制度のデメリット
これは、敷地調査をした上で、住友林業で契約しなかった場合です。
敷地調査費用として充当される50,000円となるため、敷地調査などの実費が発生した場合は、この申込金は返金されません。
ちまたでは、この申込金が住友林業の踏み絵と言われる所以はここにあると思います・・・。
住友林業 申込制度のまとめ
この設計士さんのプランニングは精度がかなり高いと思います。
最終的に住友林業で契約に至らなくなったとしても、他のハウスメーカーでもこの完成度の高いプランを活かして行けると思います。
実際、ビックリバー夫婦も、他のハウスメーカーに、斜線の関係で3階をこれ以上大きくできません。。と言われた際、
住友林業さんのプランでは、〇〇程度のボリュームが取れていますよ。
と伝えると、設計士さんが再検討をしてくれ、結果、3階の広さ・ボリュームを増やすことにつながりました。
プランをそのままお見せすることは、マナーとしてNGですが、このプランニングで知り得る情報、この先のハウスメーカー検討にも非常に価値のあるものだと思いました。
この後、この申込制度が我が家にとって、ハウスメーカー選びの起点になったのでした。
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