こんにちは。ビックリバーです!
今回は先日行ってきた住友林業の品川展示場について勝手に解説を書いて行こうと思います。(笑)
お時間のある方は、ぜひお付き合いください。
品川展示場のコンセプト
品川展示場のコンセプトは、国産ナラ材をふんだんに使用した、木質感溢れるデザインです。
省令準耐火仕様の建物となっています。
こちらはHPからの各フロアの紹介です。
品川展示場 玄関
品川展示場の玄関は、土間スペースを広くとっており、入ってすぐ左側に吹き抜けがあり、右手には、寝室がある配置になっています。
階段もオープン階段になっており、樹高の高いシンボルツリーの鉢植えもあり、縦の空間を目いっぱい強調した作りになっており、開放感を感じます。
玄関入って右手にある玄関収納は、国産ナラ材の突板を使用した収納となっており、こちらは特注仕様だそうです。ぱっと見だけでも木目の美しさが手に取るようにわかり、とても素敵です。
玄関のタイルも標準仕様のLIXILではなく、提案仕様です。
品川展示場 床材
品川展示場の床材は国産ナラ材(ジャパニーズオーク)の114mm幅です。
最近流行っている朝日ウッドテックの2P幅(約15センチ)よりも床板の幅は狭めにはなっていますが、114幅も素敵で、床材選びは迷います。
今流行りの2P幅は空間を広く見せてくれそうで惹かれるけど、114幅もシックで素敵だね。
オークと国産ナラ材(ジャパニーズオーク)の違いは、一般的なオーク材は海外のホワイトオークが主流ですが、温暖な気候で育つと、その分木の年輪が大きくなってしまいます。
一方で、国産ナラは日本の寒暖差のある気候で育つため、年輪が締まり、木目が美しく見えます。
住友林業で選択できる、朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムのオーク挽板材(オーク N45°)は、北緯45°近辺に分布している世界各地の厳選されたオーク材を使用しているため、木目も美しく、国産ナラにも引けをとらない床材かと思います。
住友林業の代名詞①?上吊り式引き戸
トイレです。この写真ではわかりにくいかもしれませんが、トイレの扉の床下レールを見ておわかりになりますでしょうか?
引き戸ですが、床にレールがないのです。
住友林業は、デザイン、設計が許す限り、基本は引き戸は上吊り戸を提案してくれます。
上吊り戸とは、レールが扉上部についていることで、床のレールがなくなり、スッキリして見えるのと、レールに汚れなどが溜まらず、掃除が便利なのがメリットです。
一方でデメリットは、レールがないため、廊下側などの床材とトイレの床材が違うと、その境目が目立ってしまう点があります。
それが、住友林業で話題になるいわゆる見切り材問題です。(笑)
トイレなどはサニタリー専用の床材を使用することが一般的です。
もちろん、こだわれば廊下などの挽板の床材と一緒にできると思いますが、掃除などのメンテナンス面を考えると、男子勢が多い我が家はサニタリー専用一択です。汗
廊下に使用される挽板と違う床色を選択した場合、境目がはっきりしてしまうため、この見切り材の色の選択もポイントですね。そういった面からも、できれば床色は統一したいところ。
こちらはぜひ、設計の際に設計士さんに相談しましょう。
住友林業の代名詞②?幕板
こちらも住友林業で建てる方にはご存じの方も多いですが、基本階段のクロスに幕板が入ってきます。
幕板はクロスのシワ、寄れなどを防ぐためでもあります。住友林業で建てた施主さんのブログを読んでいても、この幕板が目立ってしまっているなどと話題となる一つです。
この程度の細い幕板で、かつクロスの色と統一されていると悪目立ちしませんね。
こちらもぜひ設計士さんに相談ですね。
品川展示場 スタディコーナー
品川展示場で国産ナラ材と同じくテンションが上がったこちらのスタディコーナー!
・クレストの吊戸棚からの照明
・明かり取りの窓
このスタディコーナーは我が家のテレワークスペースの参考になるね。
クレストのデスクスペースは奥行45CM~対応できますが、デスクトップPCなどのモニタ関係を置きたい場合は、60CM~もう少しスペースを確保したほうが良いですね。
スタディコーナー横には十分な収納力の埋込収納も。
品川展示場 リビング
2階にあるリビングはちょうど商談中で写真が撮れなかったので、HPより拝借です。
画像真ん中奥が、1階から上がってくる階段、吹き抜けになっています。
左横のクレストの収納が見えるところが、↑でご紹介したスタディコーナーです。
リビングは、ダイニングから一段下がった作りになっています。
大開口から入る暖かい陽射しと沿道の紅葉の借景がとても素敵でした。
品川展示場 セカンドリビング(和室)
2階から3階の階段を上がるとまず左手に和室(6畳)があります。
この左手に写っている押し入れですが、吊り押し入れになっています。
この吊り押し入れは、
畳数が限られた和室でかつ布団をしまいたい!という我が家にもぜひ取り入れたい!
足元は空間としてスペース確保できるので、大人数が泊まりに来ても足は延ばせそう。。
6畳サイズの和室のため、一般的な住宅の和室サイズで、イメージしやすかったです。
品川展示場 セカンドリビング(ダイニング)
3階リビングのダイニング?テーブル奥には、クレストのチェスターフットの収納が一面に敷き詰められていました。
また収納上にはダウンライト照明となっています。
こちらは高さが698㎜タイプのものでした。
住友林業クレストのチェスターフィット収納のサイズバリエーションは高さ・奥行・幅とも豊富です。
カウンター収納は、
・1050㎜(Tタイプ)/898㎜(Mタイプ)/698㎜(Lタイプ)の3種類(奥行310㎜/450㎜)
カウンター収納 窓下タイプは、
・898㎜(奥行418㎜/558㎜)
デスクカウンター収納は、
・698㎜(奥行593㎜)
その他カップボード収納などもあり種類も豊富かつ横幅もサイズが豊富で組み合わせができるため、サイズ用途に合わせて組み合わせすることができます。(※キャビネの奥行は記載奥行サイズよりも少し小さくなりますが、天板のカウンター奥行に合わせて表示しています)
品川展示場 まとめ
品川展示場は、床材に国産ナラ材を使用しており、その床材に合わせ建具・収納類もナラ材挽板を使用したものを使っており、かなり提案仕様カラーの強い展示場ではありますが、
この床材の色目に合わせた統一感あるデザインで、オーク系などの明るめの床材を使用する方には、非常に参考になる展示場だと感じました。
木調を活かしながらも、要所要所でブラック・グレーなどで引き締められた内装感はとても素敵です。
また在宅勤務/テレワーク化が進んできた日常の中で、オープンタイプのスタディコーナー兼ワークスペースがあり、収納・採光の取り方においても参考になりました。
ぜひ明るめの床材を検討されている方にはおススメの展示場です。
また他の展示場もどこかの機会に勝手に解説をしていきたいと思います(笑)
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