こんにちは。ビックリバーです!
先日の住まいの参観日で積水ハウスのリアルサイズのお宅訪問をしてきたビックリバー夫婦。
今回は、積水ハウスより提示された概算見積から積水ハウスをお断りすることになった経緯について書いていこうと思います。
積水ハウス プランヒアリング
今回は、積水ハウスの営業さんと、ノイエの営業さんとの打ち合わせでした。
住友林業でのプランのベースができているビックリバー夫婦のプランでしたが、やはり住友林業の南側に階段がある点が引っ掛かる・・
そんな思いもありつつ、前回のリアルサイズのお宅訪問のイメージもありつつ、大まかな我が家の要望をお伝えしていきました。
やはり積水ハウスで頼むからには、奇をてらったプランを期待してます。
そしてヒアリングをしながら、積水ハウスのシャーウッドでできて、ノイエではできないことなど対比していきながら、最終的にどちらがビックリバー夫婦の要望に近い家ができるか。という話の流れでした。
そうこう話しているうちにノイエの営業さんは、自身でプランの画を書き始めていました。
積水ハウス シャーウッド提示プランの仕様
ヒアリングも終わり、概算見積プランの仕様の説明を受けました。
積水ハウス 見積プラン仕様
- ベルバーン仕様
- プラットフォームハウスタッチ
- スマートイクス
- 太陽光パネル
- エネファーム
- 床暖房
が含まれていました。
積水ハウス ベルバーン
『ベルバーン』は積水ハウスのオリジナルの外壁材です。
ベルバーンは焼き物で、高温で焼くことで、表面は釘より硬く、夏の日差しや多雨多湿などの厳しい天候においても変色や色褪せが少なく、メンテナンス性能が優れているタイルです。
また原材料は、青粘土を焼いた「シャモット」や「ロウ石」と呼ばれる岩石などの自然素材を使用し、陶器と同じ工程で焼き上げることで、唯一無二の表情が生まれ、2つと同じものがない味わいを放つ外壁です。
釉薬により半永久的に色褪せせず、高い耐久性能を誇り、60年の耐用となっています。
ただ、下図にあるように、目地のシーリングは耐用年数が30年となっていますので、30年目にシーリングのメンテナンスが必要となりますが、高耐久のシーリング材を使用しているため、打ち替えは30年後です。通常のサイディングなどは、10年に一度のメンテナンスとなっているため、初期導入費用はサイディングより割高にはなるものの、長期的に見ると、コストメリットのある外壁材かと思います。
積水ハウス プラットフォームハウスタッチ
積水ハウスの仕様の中で、「PLATFORM HOUSE touch」(プラットフォームハウスタッチ)という機能があります。
携帯アプリと家の電気設備をリンクさせ、外出先からでも操作できる大変便利なサービスです。
このプラットフォームハウスタッチで操作できる機能は下記となります。
- わが家リモコン
- セルフホームセキュリティ
- 帰宅・外出の通知
- 住環境モニタリング
このプラットフォームハウスタッチは良いね!
旅行などで長く家を空けるときでも外から照明のオン/オフができるのは防犯面からも魅力的!
と、ビックママは前回の住まいの参観日で見たプラットフォームハウスタッチの機能に興味深々のようで、だいぶ前のめりです。
積水ハウス スマートイクス
スマート イクスは空気中の微細な汚染物質に配慮した積水ハウスオリジナルの換気システムです。
第一種換気システムとなり、『アメニティー換気システムIV』と天井に設置される空気清浄機『エアミー』がセットになった機能を『スマートイクス』と言っています。
『アメニティー換気システムⅣ』
熱交換型換気で熱損失を約 80%抑制しながら、商業施設基準以上の換気量を確保し、外気を室温に近づけて取り込むことができ、暑さ寒さに左右されない快適な住環境を維持してくれます。
天井付き空気清浄機『エアミー』
その名の通り、天井に設置されています。
高機能のフィルターにより花粉やPM2.5だけでなく、2.0μm 以上の汚染物質を95%以上まで取り除き、室内の空気をさらに清潔に保ってくれます。
フィルターの交換も約5年に1回交換するだけの省メンテナンスです。
積水ハウス シャーウッド見積公開!概算見積/坪単価は?
マキシオ、都内3階建て、建坪30坪少し。
ドドン!建物本体のみが116万(税抜)でした。
付帯工事、外構費用含めた建築工事費総額で145万(税抜)でした!∑(゚Д゚)
※この建築工事費総額には、太陽光・床暖房・エコキュートが含まれています。
その他、火災保険や登記費用含め、税込にすると5,000万円弱。(※ローン諸費用は含めず)
う〜ん、機能面、設備面では納得ですが、やはりインパクトがあります。
これが30坪くらいの土地に建てるならまだしも、20坪ない狭小地に建てるにしては高いな・・
積水ハウスの営業さんは自社ブランドに自信を持っているようで、会話、立ち振る舞いから、その誇りが伝わってきます。
ガツガツ感もなくとても紳士的な分、値引きなどは期待できなさそうな雰囲気です。苦笑
積水ハウス ノイエ 概算見積/坪単価は?
ノイエはというと、ざっくりですが、4,200万くらいとのこと…。
シャーウッドの見積をベースに話したため、詳細見積はありませんが、
全部込みで130万弱(税抜)です。
この値段を聞いて、ノイエは難しいな~との印象。
ノイエは保証が20年です。施工は積水ハウス品質ですが、部材は積水ハウスのオリジナルでなく、他のメーカーの部材をセレクトする積水ハウスの姉妹ブランドシリーズです。
部材などのランクを考えるとビックリバー夫婦にはコストメリットを感じなかったからでした。
その値段出すなら、中堅ハウスメーカーで木材などにこだわっているところでお願いしようと考えます。
積水ハウスの営業さんからはじめ聞いていた話では、坪単価70万程度と聞いていたので、だいぶ盛ったのか、3階建が高いのか、そもそも値上がりしたのか…
積水ハウスをお断りしたワケ
少し引き気味のビックリバー夫婦にノイエの営業さんがこんなことを畳み掛けます。
営業さん
20年経ったら、お子様も独立されて、建て替えの時期が来ます。
そのフォローのつもりの言葉がビックリバー夫婦の顔を雲らせました( ゚Д゚)
ノイエの営業さんとはいえ、同じ積水ハウスの営業さんです。
積水ハウスの機能面で良いな~と盛り上がっていたビックリバー夫婦の気持ちが波がサーっと引くように、引いていきました。。
20年で建て替えすれば良いなんて言葉を
営業マンさんから聞くとは思いませんでした。。
実際の耐久性はともかく、少なくとも住友林業の営業さんは、
営業さん
家は長く心地良く住むもので、ゆくゆくは資産として、お子さんたちに引き継いで行かれるものです。
ビックフレーム構法は、柱を残してリフォームをすることも可能です。
と、その言葉に共感していたビックリバー夫婦にとっては、根本的に家に対する考え方が異なりました。
積水ハウスの営業さんは空気を察したのか、もうフォローもできないような状態で言葉少なです…苦笑
1週間後に返事をすると言って、その日は帰宅しましたが、
その後、積水ハウスが話に上がることはありませんでした。
積水ハウスのシャーウッドは機能面でも設備面でも値段相応だと感じていたので、残念ではありましたが、やはり家に対する考え方の違いに引っ掛かりました。
上記理由もありますが、感情論とは別にした場合、お断りするに至った判断ポイントは下記です。
- 積水ハウス シャーウッド
メーターモジュールのため、狭小地のプランニングには不向き。木材はスプルース。
これから内装などを検討すると予算がさらに増える可能性大。あまり値引きも期待できなさそう。。
- 積水ハウス ノイエ
積水ハウスのオリジナル部材ではないが、金額は積水ハウスブランド価格。
一方、保証は20年のため、金額感、部材、含めトータルで考えると、競合他社多数でノイエを選定する決定的なブランドコンセプトが薄め。
そんな理由から、積水ハウスのシャーウッド、ノイエどちらもお断りすることになりました。
さようなら、積水ハウス〜
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