こんにちは。ビックリバーです!
仮測量図が出たので、今回はその微修正のプラン提示を受けるためショールームへ。
住友林業との打ち合わせもかれこれ7回目(設計プランは4回目)です。
今回は、準防火地域の雨戸/シャッターについて書いていこうと思います。
住友林業 設計プラン打ち合わせ4回目 仮測量図による変更
今回は、担当営業さんと店長、設計士さんとの計5名でした。
まず設計士さんより、今回仮測量図が出たことにより、若干のプラン変更を加えた旨説明がありました。
ビックリバー夫婦の土地は、昔から役所に届け出た公募図での売買だったため、今回仮測量が入り、土地の形状が少し変わりました。
公募売買:土地登記事項情報(登記簿)による地積を対象面積として売買する契約
測量の結果、その対象面積が大きくなっても小さくなっても土地の代金は変わらず、その点について異議はできません。※通常は実測売買が一般的です。
そして今回、仮測量が入り、初めて土地の形状がほぼほぼ把握できました。
ただまだ確定測量ではないため、隣地境界線などの協議によっては若干前後する可能性があります。
我が家の場合は、下記でプランニングしてもらう予定です。
①公募図 → ラフプラン(といってもちゃんとプランを作成してくれます)
②仮測量図 → 詳細プラン(①から土地の形状に合わせて調整)←今ここ。
③確定測量図 → 詳細プラン(②からの調整後の確定プラン)、隣地境界線がFIX。
④敷地調査 → GLの高さ、真北の位置決定、隣地の窓の確認 など。
⑤地盤調査 → 基礎の詳細が決まる。(④と⑤は同時に実施)
↓
確認申請、着工
ここまで終えて、初めて確認申請と着工スタートとなります。
そのため、今回は、まずは仮測量図が出て、おおよその土地の形状が決まったので、プランもよりリアルに近い状態に変更されました。
備蓄倉庫の容積率緩和
設計士さん
ここを備蓄倉庫にしました。
備蓄倉庫にすると容積率緩和が受けられます。
備蓄倉庫とは??なんぞや??
(1)防災用の備蓄倉庫の用途に供する部分(以下「備蓄倉庫部分」という。)
建築基準法施行令の一部を改正する政令等の施行について(技術的助言) https://www.mlit.go.jp/common/000228859.pdf
「専ら防災のために設ける備蓄倉庫」とは、非常用食糧、応急救助物資等を備蓄
するための防災専用の倉庫であり、利用者に見えやすい位置に当該倉庫である旨の
表示されているものをいう。
(2)蓄電池を設ける部分(以下「蓄電池設置部分」という。)
「蓄電池」とは、蓄電池本体のほか、その蓄電機能を全うするために必要的に設
けられる付加的な設備は対象に含める。
なお、「床に据え付ける」とは、床に据えて動かないように置くことをいい、いわ
ゆる据置型、定置型の蓄電池を想定している。
(3)自家発電設備を設ける部分(以下「自家発電設備設置部分」という。)
「自家発電設備」とは、同一敷地の建築物において電気を消費することを目的と
して発電する設備をいい、発電機本体はもとより、発電機の稼働に必要な機器や燃
料等を含むものである。
(4)貯水槽を設ける部分(以下「貯水槽設置部分」という。)
「貯水槽」とは、水を蓄える槽であり、修理や清掃等の限られた場合を除き内部
に人が入ることのない構造を有するものをいう。なお、水の使用目的は問わない。
要するに、防災用の施設の一つで、建築基準法では、防災・減災施設の一定の面積を容積率不算入とする規定があり、「備蓄倉庫」は、延床面積の50分の1までは容積率に算入しません。
そのため、その分、建物の容積率を稼ぐことができる訳です。
ただ、あくまで防災用の備蓄庫としての用途のため、明確に間仕切り壁で区切るなどが必要があり、この点は設計士さんの提案に従うのが良いと思います。
こういった小ワザを使いながらも、
狭小地に目いっぱいの建物を考えてくれるのがありがたいね。
今どきの雨戸事情
ちなみにですが、みなさんのお宅は雨戸はついていますか??
ビックリバー夫婦の現在の家、実家もすべて、雨戸がついており、
毎朝雨戸をガラガラと空け、雨戸を戸袋へ格納してしています。
※赤線で囲った部分が戸袋です。
そんななんの変哲もない毎日の動作ですが、新居を建設するにあたって、ふと思うことが。。
外観プランに、雨戸(戸袋)しまうところないよね??( ゚Д゚)汗
そう!
HMからのプランには、雨戸をしまう戸袋なんて1ミリたりともデザインに入っていないのです。。
それもそのハズ。今どきの雨戸は、ほとんどがコチラですね。汗
シャッターが↑の戸袋に入るタイプ。
しかも電動(毎日ガラガラしなくて良い!)という素晴らしい機能も。。
今回の家づくりを通して、雨戸しかり断熱しかり、今までの当たり前だと思っていたものが、かなりアップデートされていて、なかなかついていくのが大変です・・苦笑
準防火エリアの雨戸・シャッターについて
今回はシャッター(雨戸)と窓についての説明を事前にリクエストしておいたので、
この点を重点的にご説明いただきました。
今回の私たちの建設エリアは準防火地域になります。
そのため、45分準耐火の法令にのっとり、窓や窓の配置、建物の仕様を決めていきます。
防火地域・準防火地域に加え、東京都の『新たな防火規制区域』では、「延焼のおそれのある部分の開口部」には防火窓の設置が求められます。延焼のおそれがある部分の開口部とは、下記の部分で、都内などの住宅密集地では、よほど敷地がおおきく、隣地との距離が離れていない限り、この制限がかかってきます。
そのため窓ガラスの選定については、具体的には以下のようなものとなります。(※SUUMO HP)
(1)火災時にガラスが割れても落下することを防ぐ網入りガラスや、熱に強い耐熱強化ガラスを用いる
(2)各部材に補強材を入れ、熱による変形を防ぐ
(3)枠とサッシ部分に、熱によって膨張することで隙間を塞ぐ加熱発泡材を貼付する
(4)補助錠など樹脂が使われている部品を金属に変え、熱による変形で隙間ができることを防ぐ
一般的な組み合わせは、
・防火シャッターあり+透明ガラス
もしくは
・シャッターなし+網入り透明防火ガラス
(耐熱強化ガラスなどにする場合、予算高くなります・・)
我が家の場合、一旦はシャッターなし+網入り透明防火ガラスで見ているとのことでした。
理由としては、
容積率目いっぱい、天空率緩和も受けても目いっぱい建てているので、
そもそもシャッターをつけることによってその厚みすらも影響してくる。。。( ゚Д゚)
設計士さん
現段階で天空率緩和を使用して、ギリギリ目いっぱいプランニングしているので、シャッターは最終的に敷地調査をしてからの検討しましょう!
設計士さん、ありがとうございます・・。
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