こんにちは。ビックリバーです!
2022年11月8日こども未来住宅支援事業の後続事業、こどもエコすまい支援事業の報道発表があり、SNSでは悲鳴が聞かれた契約日と着工日の対象要件・・。
つい12月16日にこどもみらい住宅支援事業の後続事業のこどもエコすまい支援事業の要件緩和の発表がされました!
今回は、こどもみらい住宅支援事業の後続のこどもエコすまい支援事業の変更点について書いていきたいと思います。
(※本質的にはこどもエコすまい支援事業での救済措置ですが、こどもみらい住宅支援事業で対象外となってしまった方への救済措置ですので、わかりやすくお伝えするため、この題名とさせていただいています。)
こどもみらい住宅支援事業 要件おさらい
前回の記事はコチラ。
こどもみらい住宅支援事業 対象となる新築住宅
以下の1~6を満たす住宅が対象となっていました。
1、所有者(購入者)自らが居住する
2、土砂災害防止法に基づく、土砂災害特別警戒区域外に立地する
3、不動産売買契約締結時点において、未完成または完成から1年以内であり、人の居住の用に供したことのないもの
4、住戸の床面積が50㎡以上である
5、証明書等により、下表のいずれかに該当することが確認できる
・ZEH住宅
・高い省エネ性能等を有する住宅
・一定の省エネ性能を有する住宅 (※2022年6月30日までに不動産売買契約を締結したものに限る)
6、交付申請時、一定以上の出来高の工事完了が確認できる
以下の①②のいずれかの方法で確認します。建築士による証明書が必要。
①基礎工事(杭基礎の場合は杭工事)の完了※基礎工事の完了報告は2023年3月31日まで |
②省エネ性能等※1に応じた住戸あたりの補助額に総戸数※2を乗じた金額以上の出来高の工事完了 建築工事の契約金額(税込)×出来高(%)≧ 住戸あたりの補助額※1×総戸数 |
こどもみらい住宅支援事業 予算上限到達/今回の問題点
現在こどもみらい補助金を検討していた方は、~2022年11月7日までに契約を済ませている方が多いと思います。そのため、こどもみらい補助金の予算は上限に達してしまった(2022年11月28日申請で到達)ため、
・建築請負契約を~2022年11月7日までに契約している方
・既に着工スタートもしくはこれから着工する方
・交付申請もしくは交付申請予約が済んでいない方
が、こどもみらい住宅支援事業の補助金交付も受けられず、後続の『こどもエコすまい支援事業』の補助金も受けられない、空白期間になってしまっていました。
そのため、60万~100万の補助金が受けられないといった方が多くおり、SNS上でも話題になっていました。
【後続】こどもエコすまい支援事業 今回の見直し・要件緩和点
今回の国土交通省の発表では、こどもみらい住宅支援事業での救済措置ではなく、
後続のこどもエコすまい支援事業の対象要件が緩和されるようです。
上下画像はほぼ同じ内容ですが、参考までに掲載しておきます。
赤線が今回の変更点の重要ポイント。
今回の要件緩和は、2022年11月8日の報道発表に
1.こどもエコすまい支援事業の対象契約日が、
【変更前】令和4年11月8日(発表時)~以降の建築請負契約日もしくは売買契約が対象
でしたが、
【変更後】この契約日が問われなくなりました。
2.こどもエコすまい支援事業の対象着工日が、
【変更前】こどもエコすまい支援事業の事務局への事業者登録後もしくは、事務局開設日(12/中旬→事務局開設は12/16と発表あり)以降が対象
でしたが、
【変更後】この着工日が令和4年11月8日以降に対象工事(新築の場合は、基礎工事よりも後の工程)に着手したものとなりました。
そのため、
契約日要件
~2022年11月7日までに契約し、着工スケジュール上、既に着工中もしくはこれから着工の方で、申請もしくは予約申請が未申請だった方は、今回の要件緩和で救済されることになりました。
着工日要件
申請中で受理されなかった方もしくは未申請だった方で、すでに着工を開始していた方/予算上限到達のため対象外となっていた方は、
2022年11月8日以降に対象工事に着手した場合、今回の要件緩和で救済されることになりました。
※報道資料上は、『令和4年年11月8日以降に対象工事に着手』となっているため、詳細はハウスメーカーにご確認下さい。
※まだこどもエコすまい支援事業のサイトはできていないようですので、HPが公開されたら、再度詳細確認は必要そうです。
なにはともあれ、救済措置が発表され、ほっとしました。
補助金は予算上限があるため、取れればラッキー程度の心持ちでいることが重要ではありますが、
やはりその補助金によって資金計画も変わることも事実です。
そうはいっても、もちろん我が家も織り込んで計画していたため、今回の件についてはモヤモヤすることが多かったです。
今回の緩和措置発表で、建築中の方、これから建築される方にとっては朗報ですね。
気を取り直して、増えるオプション代金にドキドキしつつ、予算の中で自分たちのライフスタイルに合ったこだわりのマイホームが建てれるよう打ち合わせしていきたいと思います!
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